文章たち

[ここにブログの説明を記入する]

イラスト初心者が一ヶ月練習してみた結果

 

 こんにちは、いよ(@uts1_atdx)です。

 

 数年来、私は無生産オタクとして消費を行ってきました。しかし自分も生産したいと思い続け幾星霜、何の因果か今年に入って突然絵を描き始めることに。

 

 そして練習すること一ヶ月。結果、

 

この絵が、

 

 

 こうなりました。

 

 

は?

 「は?」と思われた方もいらっしゃると思いますので、まずは私の絵描き・スペックからご紹介します。

  • 絵を描いた経験:美術の授業以外ほぼ0
  • その美術の成績は万年3
  • 「クリスタ」って何?

 と明らかに全くの初心者からのスタートでした。

 ですから私と同じ初心者のみなさんにも、一ヶ月やればここまで上達するんだよ!とお伝えしたく、この記事を書いた次第です。

 

どうやって練習したの?

 基本的に人体と顔の二点に絞って練習していました。方針としては、色塗りで誤魔化さず、線画の時点でかわいい絵を描けるようにすることです。具体的な内容ですが、

  • 顔→「hide channel」で素体の描き方を学び、色々な角度でキャラを描いてみる
  • 体→ポーズマニアックスを模写+「hide channel」で素体のバランスと描き方を学ぶ

 のような感じでした。ちなみに模写とトレースはほぼやっていません。以下詳しく説明します。

youtube.com

 こちらの「世界標準の顔の描き方シリーズ」を参考に、顔の素体(=標準的な輪郭・目、鼻、口、耳などの各パーツの配置)を練習し、キャラを載せる練習をしていました。目については別途で解説が上がっていて、とても勉強になります。

 練習した時の画像を挙げておきます。(ちゃんと書いたものは以下のもので恐らく全てです)

 

 まずは動画の角度でそのまま模倣してみたり

 横顔を描いてみたり

キャラクター(推しであるところの、聖園ミカ(ブルーアーカイブ))を描いてみたり

 正面を描いてみたり

右向きを描いてみたり(コイツ聖園ミカしか描いてないな)

 

謎の角度を描いてみたり

 

素体の練習を挟んだり

 といった感じで、ここまでで3週間ほど経過しています。

 この辺りの時期に顔の立体感がなんとなく掴めた感覚を持ち始めました。そうすると修正すべき点もわかってきて、(例えば一番下の絵なら、右顔面がもっと奥に隠れるはずだな、とか)よりマシな絵が描けるようになります。

 そして次に描いた顔がこれ。

 

 

  今までに比べて自分でも違和感がなく、明らかに上達が見て取れます。要因としては顔の立体感がつかめたこと、顔の構造が腑に落ちたこと、各パーツの描き方や配置の修正力(初めから正しく描けるというよりは、違和感を直せる)が身についたことが挙げられます。

 そしてここから更に数枚描きました。

 

(またミカ描いてる...)

 この絵で多少表情にも気を遣うようになります。

 

 といった感じで、ある点を境に急速に違和感が少なくなっていったのが見て取れますね。この時点で25日経過。

 

 「結局何すればいいの?」という疑問については、以下のように解答することになるでしょう。

  • まず素体(キャラクターを載せる以前の顔の形状)が色々な角度で書けるようにする。その際自分が参考にできるやり方に忠実に練習する。(hide channel はマジでわかりやすくてよかったです)
  • 素体を描く際は、頭の立体としての構造(頭蓋は球の側面を切り落とした形で、顔面はそこに張られた面である さらに顔面には眼窩のくぼみと頬骨の出っ張り、頬のふくらみがある)を意識する
  • 好きなキャラクターを描いてみる。各パーツ、特に輪郭と目はどうすれば描きたいキャラクターにどうすれば寄せられるか色々試す。(目も立体である)
  • 違和感は可能な限り修正する。少なくとも修正しようとする。(私は目の配置に違和感を抱いていましたが、試行錯誤の末描く位置をかなり下げることでその違和感を解消しました)
  • インターネットに放流する。人の目に晒すことになるので、できる限り上手く描こうという意識が生まれる。

 私は目を描くことに対し特に苦手意識をもっていたので、上手な絵の片目を隠してもう片目からその形状を推理する遊びなどによって、自力でその形を構成する練習をしていました。ただ苦手なポイントは人それぞれだと思うので、ご自身で有効だと思われる練習法を模索してみてください。

 

体 

youtube.com

youtube.com

 これについてもhide channel「簡単クロッキー大全シリーズ」で大まかな描き方を学び、難しい角度やパーツは「体の描き方シリーズ」で練習するのがよいと思います。ここについてはまだまだ勉強中なのであまり大げさな事は言えませんが、顔同様立体感と構造の意識が重要だと思います。

 

 後は、色々なポーズの画像を見ることが出来る「ポーズマニアックス」のポーズを模写して、練習していました。

www.posemaniacs.com

 色々描いてみる

 たまにはアナログで描いてみたり

 などなど、色々試してみましょう。


顔+体

 顔と体がある程度描けるようになったので、最近は全体にチャレンジしています。

初めて描いたほぼ全身の絵が冒頭の画像で、これ。

 手や服は全く練習していないのでかなり適当、色も公式の立ち絵からスポイトで取ったものが殆どで、たまに影の色を自分で作る程度です。違和感ない顔、バランスの取れた体を組み合わせることで、イイ感じの絵を描けるようになりました。

 

 せっかくなのでもう一枚、工程と共にお見せします。

 まずは大まかなポーズを描きます。顔の傾きと方向、顔・胴体・足のバランスを意識するのがポイントです。

 次にラフをこの上に載せます。線が汚くなるのはあまり気にしません。見て違和感が無くなるまでこの段階で修正するのがポイント。目のディティールはこの段階である程度入れてしまいます。

 次にこれを線でなぞって線画を描きます。ここはまだまだ練習中、きれいな線を引くのは難しいです。

 最後に簡単に色を付けます。これも立ち絵からスポイトで取ってきてしまいます。(線画をきれいに描くことが目標なので)

 ということで、マンハッタンカフェ(ウマ娘)の完成です。実は3時間ぐらい掛かっています。

 

今後の課題

 まずやるべきは髪をもっときれいに描けるようにすること、そして手を描けるようにすることです。(視線が集中する場所なので)その次は色ですが、これも顔周りから勉強していくことになるでしょう。とはいえある程度見られる絵が描けるようになり、ひと段落といった感じです。

 

結局何すればええねん

  • 顔を描く(hide channel を見ながら)
  • 体を描く(hide channel を見ながら)
  • 描いたもの全部ネットに上げる

 

 さあ、みんなも一緒に絵を描こう!俺もやったんだからさ?(勧誘)

 

おわり